地方新聞社ブックフェア 全国の城の本など並ぶ

普段はあまり目にすることがなく手に入りにくい地方の本を集めた「全国地方新聞社ふるさとブックフェアin松本」は22日まで、松本市平田東2の興文堂平田店で開いている。国宝松本城のお膝元にちなみ「城」をテーマにしたコーナーを設け、全国的な「城ブーム」が続く中で本の売れ行きも好調という。
全国新聞社出版協議会が毎年各地の書店とともに開き、松本市での開催は初めて。28社が参加し約540点を展示・販売している。
城や城下町、戦国から江戸時代に関するコーナーでは、世界遺産の姫路城、国宝の松江城、2016年の熊本地震で被害を受け復興が進む熊本城、19年に正殿を焼失した首里城などの本が並ぶ。信濃毎日新聞社が2月末に発行した「松本城のすべて」は、3月に同店のベストセラーになった。
他に、鉄道関係や旅、戦争の記憶、近代遺産など各新聞社のお薦め本をそろえている。
興文堂の奈良井功社長(61)は「出版した本から、それぞれの地方の特徴や感じ取るものが分かる。城関係の本は関心が高く、売り切れて版元にも在庫がなくなったケースもある」と話す。
フェアの中では、地方の新聞を20紙ほど展示。見出しの縦横や付け方など各紙の違いを興味深く見ていく人もいるという。
問い合わせは興文堂(TEL0263・58・0323)へ。