世界初演曲も披露 音文でトリオ演奏会

松本市のフルート奏者の篠山(ささやま)由紀子さん(46、里山辺)と医師で夫のバイオリン奏者、大明(だいめい)さん(46)、同市出身のピアニスト伊藤響子さん(東京)は14日、演奏会「フルート・バイオリン・ピアノによるトリオの愉(たの)しみ」を市音楽文化ホール(島内)で開く。世界的なフルート奏者で作曲家のゲイリー・ショッカーさん(米国)が書き下ろした三重奏曲を初演する。
篠山さん夫妻は2010年から、「大好きな子どもたちや社会貢献のために」と、白馬村のペンションなどで国連児童基金(ユニセフ)のチャリティーコンサートを毎年開いてきた。10回を一区切りにし、20年には松本で盛大に演奏会を開く予定だったが、新型コロナの影響でやむなく中止に。ようやく2年越しの夢がかなう。
ショッカーさんは由紀子さんが憧れる師匠で、13年から定期的にニューヨークを訪れるなどして指導を仰ぐ。2年前のコンサートに当たり、作曲をお願いすると快諾を得られた。それが今回演奏する「フルート・バイオリン・ピアノのための三重奏曲」だ。
「まるで絵本を読んでいるような情景が浮かぶ、わくわくするような三重奏」と夫妻。「コロナ禍でぴりぴりとした世の中だけど、音楽を通して、少しでも心豊かなひとときを楽しんでほしいです」と言い、当日はバロック曲や近現代トリオの名曲なども演奏する。
午後2時半開演。全席自由2000円、高校生以下500円。