小学生の学び場開設 NPO法人ホットライン信州「こすたば」

NPO法人「ホットライン信州」(松本市)は、小学生の学習を支援する「こすたば」を、同NPOが物流拠点にしている塩尻市片丘の空き店舗に設けた。毎週月曜と木曜の午後5~7時、宿題をする場として利用できるほか、地域のボランティアらの協力を得て、さまざまな学びを提供するという。
「こすたば」は「共に学ぶ場」という意味の「Co-StudyingSpace」の略。県内で子ども食堂の運営や生活困窮者の支援をする同NPOが「食料だけでなく、学びの支援も必要」と設けた。
4月末の開設初日は、災害時にも役立つ段ボールの椅子と机を作り、そこで勉強をしようと計画。地域の小学生3人と手伝いの中学生が、同NPO事務局次長の浅田崇裕さん(41)に作り方を教わったり、段ボールの向きによって強度が違うことに気付いたりしながら、助け合って各自の椅子と机を完成させた。
近くに住む宮澤遥斗君(8)は「ここで勉強した方が楽しいと思って来た。ちゃんと座れる椅子ができてすごい」。浅田さんも「子どもたちはよく取り組んでくれた。一緒に学ぶ楽しさや喜びを知ってもらえたら」と期待する。
施設では、同NPOに寄贈された教科書や参考書などが使える。利用料はカンパ制。学びを支援する「お手伝いさん」を募集している。詳細はインスタグラム