労働運動などに関わり24歳で獄死 「伊藤千代子の生涯」

22、29日に3会場で上映会

戦前に労働運動などに関わり、24歳で獄死した諏訪市出身の伊藤千代子(1905~29年)の生涯を描いた映画「わが青春つきるとも─伊藤千代子の生涯」(桂壮三郎監督)の上映会が、22日に塩尻市市民交流センターえんぱーく(大門一番町)と木曽町文化交流センター(福島)、29日に安曇野市穂高交流学習センターみらいで開かれる。
伊藤は諏訪高等女学校(現諏訪二葉高校)を卒業。後に学んだ仙台の尚絅(しょうけい)女学校で自由や平等の思想に触れ、編入した東京女子大で社会科学を学び、治安維持法違反で逮捕・投獄された。
諏訪高女時代の恩師で歌人の土屋文明はその死を悼み、「こころざしつつたふれし少女(おとめ)よ新しき光の中におきておもわむ」などと詠んだ。
松本市内や塩尻市奈良井などで行われたロケでは、市民エキストラが協力した。塩尻会場の上映実行委員、三浦みをさんは「今のロシアのように、かつての日本にも反戦や平和を自由に言えない時代があったことが分かる。若い人にぜひ見てほしい」。
3会場とも午前10時と午後1時半から。チケット1000円(高校生以下無料)。