ユニークな愛称の双耳峰
えっ、けつだし山!? 初めて耳にした人は、そのユニークな名前に驚くのではないだろうか。もちろんこれは別名で、正式名称は「入山(いりやま)」（1626メートル）。松本市四賀地区と青木村の境にある、まさにお尻のような形をした山だ。
安曇野方面からも望めるが、より間近で見ようと四賀地区の板場周辺へ。じっと眺めていると自然と? が緩み、心も体もリラックスしてくる。そういえば昔、この別名にちなんだコンサートが四賀地区で開かれ、著名アーティストが出演したことを思い出した。
頂上がほぼ同じ標高で二つの山頂がある双耳峰(そうじほう)は、北アルプスの鹿島槍ケ岳、八ケ岳連峰の天狗岳など幾つもある。地元や登山愛好家の間では、やはり同じような愛称で呼ばれているのか。
山頂の展望はないが、道中の景色はいいという入山。いつか行ってみようか。