バッティングセンター 唐揚げを存続の一手に

村井バッティングセンター(松本市村井町南2)を運営する縁・コネクト(安曇野市三郷小倉)は4月、同センター内にフランチャイズの唐揚げ専門店「からあげ金と銀」をオープンした。同センターは少子化や野球人口の減少に加え、コロナ禍で売り上げが減少。松本市唯一のバッティングセンターを残したいという思いで手がけた。
同センターは1991年開業し、2017年閉店。縁・コネクトが引き継ぎ、18年再オープンした。バブルの頃から売り上げが断続的に落ち、引き継いだ後も回復せず、減少が続いていた。
コロナ禍で野球の試合が中止、外出自粛で経営がさらに悪化し、現在も感染拡大前の状態には戻っていない。「このままだと存続が難しい」と同社の松田正和社長(43)。ブームで国民食ともいえる唐揚げで現状を打破したいと、専門店をオープンした。
松田社長自身も元高校球児で、同センターに通ったことがあり、「松本唯一のバッティングセンターの灯を消してはいけない」と力を込める。
「からあげ金と銀」は大阪市に本部があり、全国に75店舗。からあげグランプリ金賞、2019とりからグランプリ!優勝などの受賞歴を持つ。中信地区には初出店。ニンニク、ショウガは使わないが、しっかりした味わいが特徴といい、「ブランド力や、独自メニュー開発ができることに魅力を感じた」と松田社長。
メニューは「金のもも肉」(4個440円)、「ゆず胡椒(こしょう)味」(同550円)など。4個約200グラムとボリューム満点だ。松田社長は「唐揚げを通してバッティングセンターの存在を知って。残すためにもぜひ足を運んでほしい」と話している。
平日午前11時~午後2時(土日祝日は3時)、4時~7時半。不定休。TEL0263・87・2941