歌踊朗読一座「漣」 「白浪五人男」公演

松本市波田出身の俳優あだちあさみさん(42、東京)は、歌踊朗読一座「漣(さざなみ)」(東京)が信濃ギャラリー(松本市大手4)で7月1~3日に上演する「白浪五人男」に、主役で出演する。漣の地方公演はこれが初めてで、あだちさんが朗読劇に挑戦するのも初という。
「白 浪 ─」は、悪党だが憎めない5人の盗賊たちを描いた歌舞伎狂言の人気演目の一つ。あだちさんは大盗賊「日本駄右衛門(にっぽんだえもん)」を演じ、他の盗賊4人も県内出身の女性が務める。
若い世代にも分かりやすい現代風の朗読劇で、殺陣や舞踊なども織り交ぜる。「動きなどでごまかしがきかないところが難しい。歴史を感じる建物で、この演目を演じられるのが楽しみ。たくさんの人に見てもらいたい」とあだちさん。全員で口上を述べる場面が見どころという。
漣は、最近減っている時代劇に舞踊や謡、武芸などを織り交ぜた大衆朗読一座として昨年3月に発足、東京で活動している。座長の鈴木郁海さんは「面白いだけでなく、義理人情なども表現したい。若い人が伝統芸能に触れる機会になれば」。
プロデュースする縁劇人(東京)の武内塁代表は、「『演劇で地域活性』をテーマにしており、地方公演では地元俳優を起用している」と話した。
1日午後5時、2、3日は午後2時、6時の5公演。定員は各回30人、入場料4000円。チケットはウェブサイト「カルテット・オンライン」で販売。