3歳から伸ばし続けた髪を寄付

病気などで髪を失った人たちのウィッグ(かつら)に使ってもらおうと、松本市本郷小学校2年の滝澤弓和(ゆみか)さん(7)が19日、自宅で髪を切った。「ヘアドネーション(髪の寄付)」と呼ばれる活動の一環で、3歳ごろから伸ばしてきた約60センチのうち31センチを寄付した。
弓和さんは保育園の頃、看護師の母・真弓さんから、病気で脱毛した人たちがかつらを利用していることを聞き、自分の髪を使ってほしいと伸ばし始めた。
毎日、トリートメントを欠かさず、時には“切りたい”と思ったが伸ばし続け、夏を前に決心。美容師資格のある祖母・眞弓さんが少しずつ髪を束ね、家族全員で交代しながらはさみを入れた。
切った髪は、患者への思いをつづった弓和さんの手紙を添え、医療用ウィッグサロン「QーLu(キュール)」(井川城)に渡した。
弓和さんは「ウィッグでおしゃれを楽しんだり、お出かけしていろんな季節を楽しんだりしてほしい。また伸ばして寄付したい」と笑顔。真弓さんは「髪を失い悲しんでいる人を『助けたい』と思ってくれてありがたい」と話した。