ホウネンエビで世代超えた交流

松本市の清水小2年、今津久智(ひさと)君(7)は、自宅近くの田んぼで豊作の使者という「ホウネンエビ」を見つけ、お年寄りと交流を始めた。
今津君は数年前、無農薬栽培をしているこの田んぼにホウネンエビがいると知った。名前などを田んぼの持ち主から教わった。
5月中旬、近所に住む写真愛好家、岩淵世紀さん(81)が軒下の蜂の巣を退治していると、今津君が通りかかった。「巣をどうするの」と尋ねた今津君。「魚にでもくれるさ」と答えた岩淵さんの言葉に、ピンときた今津君。急いで田んぼに行き、エビをすくった。巣がエビの餌になるかと思ったからだ。
将来は虫の研究者になりたいという今津君の行動に、岩淵さんは「今どき、こんなに生き物に興味を持つ子どもがいることに、興味を持つ」。