東座で童画家・松森さん講演会

塩尻市大門四番町の映画館「東座」は7月10日、童画家・松森清昭さん(62、松本市新村)の講演会を開く。同館が7月、2人の抽象画家を追った二つのドキュメンタリー作品を上演するのに合わせて企画。画家の感性や知識に加え、教育者の経験と視点も持つ松森さんが、画家の生きざまや現代社会について話す。
松森さんは現代童画会会員。県内の中学校で美術教諭を務め、2年前に定年退職した。
二つの映画は、対象物をふくよかに誇張した作風で知られ、今も独創的な作品を生み続けるコロンビアの画家・フェルナンド・ボテロさん(90)と、抽象画の先駆者で戦争中に神秘主義に傾倒し、死後20年間は自作を封印するよう言い残して世を去ったスウェーデンの女流画家ヒルマ・アフ・クリント(1862~1944年)の素顔や世界観などに迫った作品。
さまざまな壁と闘って美術界に挑み、独自の作風を切り開いたボテロさんと、社会的な評価に背を向け、平和を願い創作を追求したクリント。松森さんは「2人が作品に込めた思いには、これからの社会を生きるための大切なメッセージが込められている。人生を見つめるきかっけになれば」と話す。
講演会は午後2時15分から。前後に上映する「フェルナンド・ボテロ豊満な人生」鑑賞とセットで、料金は一般1500円、65歳以上1200円、大学生1400円、高校生1000円。完全予約制。申し込みは東座TEL0263・52・0515