寄贈ピアノお披露目コンサート

塩尻市の広丘公民館は23日、同館がある市北部交流センターえんてらすで開いた「文芸サロン」で、地域の住民から寄贈されたピアノをお披露目した。市内のピアノ奏者・田岡将平さん(大門四番町)とソプラノ歌手・金子響さん(塩尻町)のコンサートを催し、70人が聴き入った。
田岡さんが「虹の彼方に」をソロ演奏した後、寄贈されたピアノを紹介。田岡さんの伴奏で金子さんが「浜辺の歌」「ウィーンわが夢の街」など5曲を歌い上げた。「(ピアノは)音が素直で、反応が良かった」と田岡さん。
ピアノは、浜松市にあった小メーカーが50年ほど前に製造した「プルツナー」で、職人が手作りした同社の製品は希少という。公民館は弦を張り替え、会議室の一つに置いた。
当日は匿名で寄贈した夫婦も来場し、「子どもが10年弾いた後、40年眠っていた。よみがえって役に立てばうれしい」と話した。
文芸サロンは本年度初回。下諏訪町職員として長年、同町などで産出する黒曜石の調査に携わった町諏訪湖博物館・赤彦記念館の宮坂清館長の講演もあった。