お囃子の練習に力 阿禮神社例大祭

塩尻市で9、10日に開かれる阿禮(あれい)神社(塩尻町)の例大祭で、コロナ禍で一昨年、昨年と中止された地元7地区による舞台(山車)の曳行(えいこう)が、3年ぶりに行われる。久しぶりの見せ場に各地区では、舞台に乗って奏でるお囃子(はやし)の練習に力が入っている。

3年ぶり舞台曳行で見せ場

長畝区では6月20日から毎晩、担当する祭典部員が公民館で練習。体調管理シートを記入し、笛に飛沫(ひまつ)防止のシールドを付けるなどコロナ感染対策をし、太鼓や笛のにぎやかな音色を響かせている。
長時間の演奏を乗り切るスタミナづくりも大切といい、例年は本番の約1カ月前から練習を始めるが、今年は3週間ほどに短縮し、1日2時間に限定。各部員は個人で練習を積み、集中して合わせている。
例年は2日目の夜に7地区の舞台が神社に集まり、クライマックスを迎えるが、今年は地区内だけを引き回すなど規模を縮小する。それでも古厩由香さん(35、長畝)はお囃子の再開を喜び、「皆、ブランクを感じさせずに頑張っている。制限の中でも、盛り上がってできれば」。
祭典部長の後藤大地さん(33、同)は「地元の皆さんに、3年ぶりの曳行を楽しんでもらいたい。気合が入っている」と話した。