傾聴ってなに? 相手を思う聴き方学ぶ 赤十字奉仕団が研修会

山形村赤十字奉仕団(小林かつ代委員長、36人)は6月30日、村農業者トレーニングセンターで研修会「傾聴ってなに?こころに寄り添った聴き方を学ぼう!」を開いた。講師はフリージャーナリストで、長野市社会福祉協議会・傾聴電話運営委員長の内山二郎さん。団員や一般30人が参加し、実践を交えて学んだ。
内山さんは、人間関係の希薄化などから「心を受け止めるニーズが増えている」とし、「傾聴電話」に多くの声が寄せられている現状を紹介。「うなずき、あいづち、繰り返し(リフレイン)だけで、相手の話に耳を傾けて聴くことが基本」などと傾聴の技法を伝えた。
後半は2人組になって1人が話し、もう1人が「相手の話を無視する」「声を出さずに反応する」「傾聴の基本モード」の3パターンで応じるワークショップを実施。「無視されると切ない」「しっかり聴いてもらえると元気が出た」など、それぞれの応対を体感した。無視するはずが、ついうなずいてしまったり、会話が弾んでしまったりするペアもいた。
小林委員長は「頭では分かっていたつもりでも、実際にやってみるとつい自分の意見を言いたくなり、難しいことが分かった。普段の生活でも生かせるのでは」と話した。