陶芸家・阿部さん作品展 1日まで「工芸と喫茶ひとつ石」で

生坂村北陸郷の古民家カフェ「工芸と喫茶ひとつ石」で、陶芸家・阿部春弥さん(40、上田市)の個展が開かれている。「暮らしの中で使える器を作りたい」と、パスタ皿や汁鉢、小皿、カップなどが並ぶ中、ピンクの器が目を引いている。8月1日まで。
おでんの取り皿が欲しくて自ら制作した深皿など、自分が使って納得した器を作る。料理の邪魔にならないことを心がけ、「定番の形を作っていきたい」と阿部さん。
ピンクの器は、小豆色を作ろうと試行錯誤する中で偶然に生まれた。「スナップエンドウやトマトパスタに合います。料理を盛るのが楽しいですよ」。
旧真田町出身。愛知県立窯業高等技術専門校(現名古屋高等技術専門校窯業校)を卒業後、岡山県の備前焼作家に師事。陶芸家の父親からも磁器を教わり、20代前半に独立した。制作動画をアップするインスタグラムのフォロワー数は海外を含め30万人を超える。
以前、クラフトフェアまつもとで阿部さんの小皿を購入した同店主の成田智英さん(41)は、「阿部さんの器は使い勝手が良くて丈夫」と話す。
牡丹(ぼたん)柄小皿の新作、時計やランプシェード、専門校の同級生だった妻の美香さんが作るトラやカバなどの愛らしい箸置きも並ぶ。
午前11時~午後6時、火~木曜休み。