内装デザイナー 石川瑛令奈メイさん 地域の人や文化つながる場を

海外風スタジオとショップ開く 移住した松本が気に入り

海外インテリアの空間を気軽に楽しんでほしい―。内装デザインの「Gemini(ジェミナイ)インテリア」を運営するデザイナー石川瑛令奈メイさん(27)は1日、輸入雑貨のセレクトショップと貸しスタジオ兼事務所を、松本市中央4のあがたの森通り沿いに開いた。
イオンモール松本近くの3階建てのビルを改装。白を基調に、シンプルで洗練された海外の邸宅のような空間をイメージした。1階はおしゃれなクッションやドアノブなどが並ぶ店舗、2・3階は撮影や展示会、ミーティングなどに活用できるスペースで、30分500円で貸し出す。カメラやリング状の照明も備え、子どもの撮影などに利用する人が多いという。
昨年7月、夫の弘記さん(27)の仕事の関係で、夫婦で都内から松本へ移住。自然が豊かで住みやすいのが気に入り、拠点となる店を開くことにした。

石川さんは愛媛県出身で、母親がニュージーランド人。青山学院大(東京)在学中にインテリアデザイナーのアシスタントを経験し、デザインの面白さや奥深さを知った。さらに学びたいと、卒業後は内装設計の専門学校へ。都内のデザイン事務所を経て2020年に独立した。
海外風の内装デザインが得意で、事務所などは構えずインスタグラムや動画投稿アプリTikTok(ティックトック)で自身の仕事を発信し、全国から依頼を受けるように。「ジェミナイ」(英語で双子座)は、自身が双子座で、母方の家系に双子が多いことから名付けた。

貸しスタジオを設けたのは、都内で仕事をしていたころ、雑貨などの撮影をするのに適当な場所がなく、「安くておしゃれで、短時間でも借りられるスタジオがあれば」と思ったから。「撮影はもちろん、パーティーや作品展など自由に使ってほしい」。
加えて若い作家やクリエーターの活動を後押ししたい気持ちもあるといい、「地域の人や文化とつながる場になれば」と期待する。
店の営業は金~日曜の午前11時~午後7時。貸しスタジオは予約制。詳細はインスタグラム