松本市内の小中学生平和への思い朗読

「平和を祈る詩の朗読会」が23日、松本市美術館市民ギャラリーで開かれた。松本詩人会や市教育委員会でつくる実行委員会が主催。保護者らが見守る中、市内の小中学生21人が自作の詩を朗読し、平和に思いを寄せた。
子どもたちは「平和とは何か」「一日も早く戦争が終わってほしい」など、それぞれが思う平和について堂々と発表。「ぼくが思う平和」と題して「差」について書いた山辺小学校6年の原田恵汰君(11)は、「緊張した。平和についてあまり深く考えなかったけど、この機会に考えた」と話した。
2011年に市内で開かれた国連軍縮会議に合わせ、松本詩人会の当時会長だった秋山泰則さん(83、両島)が「子どもたちが平和について考える機会をつくりたい。それが次世代に平和の種をまくことになる」と、市内の小中学生に呼びかけたのが始まり。今年は476点の応募があり、実行委に選ばれた詩が朗読された。
会場には応募作品の他、平和への願いを込めて巨大な絵を描く「キッズゲルニカプロジェクト」のワークショップ(5月)で仕上げた作品なども展示した。秋山さんは「例年は身近なことを題材にした詩が多いが、今年はウクライナ問題の影響か、戦争に関するものが多かった。大人は言葉を着飾ってしまうが、子どもはストレートに心情を訴え、力強い」と話した。
作品は鎌田公民館と信州まつもと空港多目的ホールでも、関係分の展示を予定している。他の場所での展示希望は相談を。