旬の農産物冷凍「もぎっと!キュン」発売

松本市今井の道の駅「今井恵みの里」が、地元の旬の農産物を冷凍した「もぎっと!キュン」の販売を始めた。初日の7月29日はスイカ4種と桃、サクランボを販売。今後は果物や野菜などさまざまな商品を開発し、順次発売する予定だ。
規格外や売れ残った農産物を活用してフードロスを減らし、同所の新しい名物にして農家の収入増につなげたい考え。初日にスイカを購入して早速味わっていた家族は「リアルスイカバー。カリカリしておいしい」「コンビニで売ればいいのに」と笑顔を見せた。
割れや傷が入ったものなど、これまで破棄されていた農産物を同所が買い取り、カットして冷凍し、新しい製品として販売する。県や市の協力を受け、高機能冷凍設備を導入して開発を進めてきた。加工所長の犬飼繁さんは「急速冷凍の技術で、味や食感を損なわずおいしく味わえる。皮を違和感なく食べられるものもあり、栄養価が上がるのでは」と話す。また篠ノ井洋彰駅長によると、旅の途中の人にはスイカ1玉や傷みやすい果物は買いづらい。食べてもらえないジレンマもあったが「試食代わりに、いろいろな地元の旬を気軽に味わってもらえる。鮮度が高く、いい素材だからこそできる商品」という。
飲食店や給食への食材提供などでも、野菜をカットしてストックしておけば、量の確保や納入先の調理の手間を省くことにもつながる、との期待も寄せられている。犬飼さんは「飲食店や生産者などの声を聞き、さらに商品開発をして、地元のおいしい農産物を多くの人に食べてもらいたい」と話している。同道の駅TEL0263・31・3220