愛好者増えブームの中「サウナ小屋」に注目

家庭用サウナ製造・販売の「マウントブックサウナ」(松本市波田、山本広志さん経営)の商品は、軽トラックの荷台に積めるほどの大きさの「サウナ小屋」。若者や女性の愛好者が増えるなど空前のブームの中、県内外から注文や問い合わせを受けるなど注目を集めている。
完全受注生産で3人用が35万円、4人用は50万円。納期は1カ月ほど。オプションで置き場所に合わせてサイズを変更したり、外壁の色を変えたりでき、窓も取り付けられる。
サウナ好きの山本さん(43)が、新型コロナ感染拡大で自分専用のサウナが欲しくなり、「作ってみた」のが第一歩。まきストーブで熱した石に水をかけ、水蒸気を発生させる「ロウリュ」もでき、「空間が狭いので、かなり汗が出た」と出来に手応えを得た。
上昇する熱を無駄にしないよう、天井を170センチと極力低くする一方、一酸化炭素中毒の危険もあるため、空気の流れを考えて設計。ストーブや煙突周りの断熱にも気を配り、試作品を完成させた。
欲しいという人が現れ、仕事の合間に作り始めたところ、徐々に注文が入り、昨年10月に20年以上勤めた会社を退職して独立した。「父親が建具屋をしていた工場や道具が残っていたため、すぐに始められた」という。
3人用の「軽トラサウナ」のレンタルも始めた。まきやチェアなどの費用も含め1日(午前9時~午後5時)2万円、4時間1万円。家庭だけでなく、サウナ好きの集まりなどにも出張する。
「家で非日常を味わえるのは最高。家族で入ると会話も増える。ぜひ一度体験してほしい」と山本さん。問い合わせはインスタグラム、TEL090・6478・2570