自販機に地元本格そば

松本市のJR松本駅近くにある冷凍食品の自動販売機で、民芸旅館・深志荘(並柳2)の手打ちそばの販売が始まった。ハウスクリーニング業などのライジング・サン(渚1)が設置。職人が打つ人気店の味が、いつでも手軽に楽しめる。品ぞろえの充実で自販機の魅力アップと、新しい客層へのアピールにもなる、と両社は期待している。
ライジング・サンは今春から冷凍自販機事業に参入。1台の自販機で、地元店のラーメン、スイーツといった複数店舗の味を販売している。地元の味を充実させたいと考え、縁あって手打ちそばを提供する深志荘とマッチングした。
深志荘は、麺類製造業の営業許可を取得。職人が地粉を使って手打ちしたそばと、自家製の特製つゆを急速冷凍。食味は損なわず、自宅などで調理する場合は生麺よりもゆでやすくなり、賞味期限は3カ月と長い。自販機では2食入り1500円で販売する。自販機の場所はホテルニューステーション(中央1)の北側付近。
深志荘の中澤伸友社長(50)は「外販でうちのそばを広げるきっかけを頂き、ご縁に感謝している」。ライジング・サンの山川光弘社長(55)は「時間を気にせず24時間いつでも購入でき、店の味を手軽に楽しめるのが冷凍自販機の利点。つながりを大切に、地元の味や全国各地のインパクトのある商品を今後も追加していきたい」と意気込む。