滝行の気合が響く清滝

王滝村の御嶽山3合目にあり、古くから精(しょう)進潔斎(じんけっさい)の場として知られる、清滝不動尊の清滝。記録的な暑さが続く今夏、県内外から訪れる信者や参拝者らの滝行でにぎわっている。
7月31日午前8時半、滋賀県東近江市の「小池会」の一行70人(4~80歳)の厳粛神聖な滝行場面を、許可を得て撮らせてもらった。
滝の高さは約30メートル、この日の水温は16・2度。白装束の一行は、まず清滝不動尊を参拝。清滝を見上げ伊藤芳江代表(76)が天と地を結び、邪気を払う祝詞を唱えた。塩とお神酒をまいて滝を清め、降神の儀、四方礼拝と続いた。
伊藤代表ら3人が参加者一人一人に九字を切り、次々と豪快な滝の中へ。滝の周囲に張られた結界(けっかい)の清浄な領域で、参加者は一心に祈り自分自身と向かい合った。
(丸山祥司)