朝日美術館 二つの土偶の愛称募集

10月10日まで「おなまえ選手権」

「私たちに名前をつけて」─。朝日村で出土した二つの土偶が愛称を募集している。「朝日土偶おなまえ選手権」と題し、同村の朝日美術館が企画。名前が決まった後は美術館などで活躍する予定だ。7月の開始から既に100件ほどの応募があり、早くもキャラクターとして存在感を示し始めている。募集は10月10日まで。
仕掛け人は同館学芸員の青木啓子さん。以前から同館パンフレットに載っていた一つの土偶に愛着を持ち、本年度学芸員に就くと、イラストにして自身の名刺に掲載。さらに知ったもう一つの土偶もイラスト化。この春に作ったチラシ「朝日美術館へようこそ」には二つとも登場させた。
今年開館30周年を迎えた同館。村歴史民俗資料館から始まり、その10年後、美術館が増設され、多くの土器や資料を2階に展示しているが、土偶を含め、「その存在を知らない人が、思った以上に多くてびっくり」と青木さん。キャラクターに愛着を持ってもらい、同館に興味を持つきっかけになればと発案した。
募集開始後、小さな子どもから高齢者まで、多くの人が応募に訪れ、2階に寄る人も増えるなど、効果が出始めているという。
応募は、同館の専用用紙に記入し、募集箱へ。その後、候補を絞り、11月3~13日に決選投票。採用者には5年間有効の入館パスポートなどを贈る。
青木さんは「気軽に見に来て参加してほしい。どんな名前になるかとても楽しみ」と話している。同館TEL0263・99・2359