中信地区の小学生女子軟式野球チーム「C.ガールズ」が、初の公式戦として「第10回EneOneカップ女子学童軟式野球選手権大会」(10、11日、埼玉県)に出場する。
小学4~6年生のメンバー18人のうち12人が出場。4日は選手と保護者など約30人が参加し、結団式を松本市の神林公民館で開いた。
中信学童野球連合会の山田恒夫会長は「女子チームのレベルも高い。しっかり経験を積んで次につなげてほしい」と激励した。
チームは、小学生の女子選手の増加やモチベーションの向上に向け、女子だけで活動する機会を増やそうと、同連合会が昨年、加盟チームの女子選手に呼びかけて発足。男子チームとの交流試合などをしてきた。
県内の女子チームが今大会に出場するのは初めてで、野球用具やユニホームなどを県の地域発元気づくり支援金を活用して準備した。
主将で横田ボーイズに所属する開智小学校6年の大瀧未來さん(12)は「強いチームが多く出場するので、点数を取れるだけ取り、まずは初戦を勝ちたい。この大会を通じてメンバーと仲良くなり、チームプレーができたらうれしい」と話した。
大会には10都県の16チームが参加。C.ガールズは1回戦で埼玉県のチームと対戦する。