父への思い込め最後のCD制作

安曇野市三郷温のシンガー・ソングライター小林和彦さん(62)は、ミニアルバム「TWILIGHT(トワイライト)」を作った。一昨年90歳で亡くなった父、利昭さんの三回忌に合わせ、利昭さんへの思いなどを盛り込んだ曲を入れて構成。体調が優れないこともあり、音楽活動の集大成と位置づける。
「風暦」「TWILIGHT」「残照」など6曲が入る。「壱師の花」は、父への感謝を歌った鎮魂歌だ。壱師はヒガンバナの別名で、優しい歌詞に美しいメロディーが重なる。
作詞作曲だけでなく、演奏、録音、ジャケット制作など全て自身でこなしていたが、一昨年、関節リウマチになり思い通り楽器を弾けない状態に。今年に入って持病の腎臓結石の悪化もあったが、2年越しでようやく完成させた。
小林さんは18歳で、スナックの専属歌手として音楽活動をスタート。その後、仲間3人とロックバンドを組んでいた時期もあったが、ソロに。これまでにアルバム、マキシシングルをそれぞれ4枚作った。
ギターを思い通り弾けないことに加え、コロナ禍で発表の場が少なくなったことや、年齢的なこともあり、CDの制作は今回を最後にするという。「自分のやりたいことをやってこられた。CDは父の墓前に供えたい」と話している。
1枚1000円。小林さんTEL090・3143・2824