鹿肉など使いペットフード事業

県内で飲食店7店舗を運営する酒楽(松本市中央1)は、鹿肉や馬肉などを使ったペットフードブランド「ISOP(イソップ)」を立ち上げ、商品の販売を始めた。事業拡大のためクラウドファンディング(CF)を実施している。
ジビエ料理や郷土料理を中心に提供する同社が、馬肉の端など廃棄していた部位を活用し、食品ロスを減らそうと昨年始動した取り組み。愛犬家の社員の提案でペットフードに着目した。
商品は犬・猫向けで、鹿肉や馬肉の水煮、ジャーキー、信州サーモンのチップスなど。北海道から一頭買いする馬や、国産ジビエ認証を受けた鹿など自慢の食材を使い、スチームコンベクション(蒸気を使う調理器)で水分や油分を飛ばすなど食べやすいよう試作を繰り返した。高タンパク低脂質で反応も上々。「夏バテで食欲のない犬がよく食べたり、毛づやが良くなったりした、という声もあります」と同社。
開発に携わった磯尾猛さん(24)は「食材を余すことなく使い、喜んでもらえる商品を届けたい」と話す。
CFの目標は30万円で、商品開発やイベント費用などに充てる。返礼品はISOP割引セットやそばなど。詳細はウェブサイト。同社TEL0263・35・3766