東座「痛くない死に方」上映に合わせ杉山さん講演

塩尻市の映画館「東座」(大門四番町)は23日、在宅医療に取り組む松本市の杉山外科医院(島立)院長・杉山敦さん(68)の講演会を開く。在宅医療の医師・長尾和宏さん(兵庫県尼崎市)の同名の著書を映画化した「痛くない死に方」を上映する(17~23日)のに合わせ、最期まで自分らしく生きるために大切なことを説く。
杉山さんは医院での診療のほか、「訪問診療は、かかりつけ医機能の延長」として週1回、患者数十人を往診し、1年間に十数人をみとっている。松本市医師会と市地域包括ケア協議会が作成した「わたしのリビングウィル」(事前指示書)にも携わり、自分が望む延命治療を、生前に信頼する人と話し合う「人生会議」の普及にも尽力している。
講演では在宅医療の現場でのエピソードや、リビングウイルの大切さ、地域包括ケアなどについて話す。「その時に備え、どうしたらよいかを考えるきっかけになれば」と杉山さん。
映画「痛くない死に方」は、長尾さんのベストセラーをモチーフにした、医師と患者と家族の物語。俳優の柄本佑さんが主人公の医師を、末期の肺がん患者を宇崎竜童さんが演じている。
講演会は午後1時、上映は2時45分から。聴講と観賞がセットで一般1500円、65歳以上と夫婦どちらかが50歳以上で1200円、障がい者(手帳提示)1100円。参加は予約が必要。東座TEL0263・52・0515