大阪名物が充実 本場の味
安曇野市の穂高神社近くで、大阪生まれ、大阪育ちの山口裕二さん（45）が店主を務める。店名は長男の魁人さん（25）、次男の大介さん（20）の名前から。たこ焼きやイカ焼きなど、本場大阪の粉もんメニューが味わえる。
関西風のたこ焼きは外がふわふわ、中がトロリとしていて、ネギポン酢、もっチーズなど11種（各550円）。ワサビをおろし、しょうゆとマヨネーズで食べる「安曇野わさび味」は、大阪と信州の融合と好評だ。
えび焼き（600円）、油かすを入れたかすうどん（650円）も登場した。粉の中に短冊切りしたイカを入れ、プレスして焼いたイカ焼きは、「大阪のソウルフード」と山口さん。夜は西成ホルモン焼きが楽しめる。
山口さんは大衆演劇を広めようと「花舞台安曇野劇場」を運営する。コロナ禍で思うように芝居ができず、なかなか収束しないことからオープンした。「大阪名物ばかり。ぜひ食べに来て」
午前10時～午後7時（土日は10時）。火曜、第1、最終土曜定休。TEL050・8884・8152