セダック3連覇で北信越へ

サッカー中学年代のFCセダック(松本市)が9月、県クラブユース選手権(U-14=14歳以下=新人戦)で3連覇を果たした。北信越大会(8~10日、石川県七尾市)に駒を進め、他4県の強豪と相まみえる。
県大会は、Jクラブの育成を含む29チームが参加。セダックは、9月19日の準決勝でフォルツァ松本を、決勝でC.F.バロ(長野市)を破り、7度目の優勝を果たした。
「選手たちは先輩の実績を追い、優勝を意識していた。大会は真剣勝負で自分たちの実力が見える機会。コロナ禍で活動が制限されていたこの世代にとっては、より大事」と今井典良監督(59)。北信越大会は「出るからには優勝を目指す」と話す。
県決勝で得点を挙げたMF塩尻和生(14、筑摩野2)は「県大会は優勝できると思っていなかったので、むちゃくちゃうれしい。北信越は、相手より技術は劣ると思うが、走ってカバーしたい」と意気込む。
北信越大会は12チームが競い、県2位のバロと3位の松本山雅U-15も出場する。