大町で「水」題材に各地で芸術

大町市にアーティスト4人が滞在し、地域の資源を活用して制作した作品を展示したり、パフォーマンスを披露したりする催し「信濃大町あさひAIR」が10日まで、商店街の蔵や空き店舗で開かれている。北アルプス国際芸術祭実行委員会主催。市を象徴する「水」を表現した作品が並ぶ。
「おもいっきり、水」がテーマ。参加作家は地元の素材を生かしたり、自然や住民と触れ合ったりしながら、絵画や映像インスタレーション(空間芸術)作品などを制作した。
内田涼さん(33、東京都)は旧金物のオビ店内に、絵画を中心に大小各種の作品を展示。水をたっぷり使って描いた作品や、仁科三湖に映る風景を写した写真と、デカルコマニー(合わせ絵)でできた偶発的な絵の具の模様を融合させた作品などが並ぶ。「毎日水路に水をくみに行く道中で人と関わりモチーフを見つけ、自分を活性化させるきっかけになった」
スギサキハルナさん(28、神奈川県)の高さ1・7メートル、幅13メートルほどの大きな帆布に描いた絵画は、三俣山荘図書室の蔵に。登山して雪解け水が沢に下る様子を観察し、水がどこから来て麓でどう愛されているかを、地元の土やすすなどを顔料に描いた。
川松康徳さんの作品は庵寓舎奥の蔵に展示。遠藤一郎さんは旧酒の大町で展開している。
午前10時(7日は午後1時)~午後5時(7日は7時20分)。8~10日は、県などが主催の「NAGANO ORGANIC AIR」参加の横山彰乃さん(同市出身)のダンスパフォーマンス(計10回)が旧ショーゲツである。詳細は=インスタグラム。実行委TEL0261・85・0133