【ガンズリポート】ファン・サポーター企画をクラブが支援

松本山雅が、環境活動のアイデアを一般から募っている。クラブの活動をサポートしてもらうのとは逆に、ファン・サポーターの企画にクラブが協力し、最大10万円の補助金も出す。

環境活動アイデア募集

クラブは今季、SDGs(持続可能な開発目標)に重点的に取り組もうと、街中にポスターを張る「緑化作戦」に清掃活動を組み込むなどした。
さらに継続的な活動がしたいと考える中で、生まれたのが「外部から募る」発想だった。担当する事業推進部の渡邉はるかさんは「面白くないと続かない。自分で考えたことができれば一番楽しい」と話す。
農業プロジェクトや、女性の生理を知る活動などを立ち上げた経験から、「何をやろうかと考える時が一番楽しくて、できた時は達成感がある」。それを今回、クラブの支援でファンやサポーターらに経験してもらい、地域愛を課題解決に生かすのが狙いだ。
題して「good with YAMAGA(グッド・ウィズ山雅)」。グループと個人の活動を募る。クラブは「観戦時に使われる(飲料などの)プラカップを削減する」「自転車でスタジアムに来る」といった活動例を挙げ、「手軽にできるものを」と応募を呼びかける。
アイデアは20日まで募集。ホーム試合時やオンラインでの投票などで11月に採用案を決め、来春のホーム試合などでの実施を目指す。応募は、公共施設に置かれた用紙やウェブサイトで。