非日常の空間楽しんで「木曽ペインティングス」

3町村5エリア 会期前イベントも

持続可能なアートの在り方を、地域の課題に向き合いながら模索する催し「木曽ペインティングス」(実行委員会主催)は23日~11月7日、県内外の作家が木曽郡内に滞在し、作品を制作発表する「芸術祭」を3町村5エリアで開く。高校生や学生を含む30人の作品を展示し、ワークショップなども行う。
会場は木曽町と木祖村、王滝村の空き家や空き店舗、公共施設など14カ所。義仲館(木曽町日義)隣の巴庵(ともえあん)では、会期前イベントとして代表の岩熊力也さん(53、同)による「200年後の木曽地域を想像する部屋」が始まっている。
オリジナルキャラクター「脱炭素怪獣デカボン」の絵や、プラスチックごみで制作した人形などを展示。来場者に環境に関する問いを投げかけ、各自の考えを記入して壁に張ってもらう趣向だ。午前9時~午後5時、入場自由(月曜休館)。
木曽ペインティングスは6回目。今年は「僕らの美術室」をテーマに春から活動し、地域住民と作家が交流しながら美術体験を重ねてきた。エクセラン高校(松本市)の生徒も参加し、芸術祭で作品を展示する。
岩熊さんは「知らない世界や、普段と違う空間を楽しんでもらえたら。鑑賞だけでなく、来場者が参加できる芸術祭に」と話す。
イベントの詳細は、郡内の公共施設などに置く「僕らの美術室」のリーフレットや、公式ホームページに。問い合わせは事務局TEL050・3700・5277