県内大学生4人フリーペーパー創刊へ奮闘中

若者に信州の魅力を伝え、住んでもらおう-。長野県大好きという県内の大学生4人が「大学生を信州人にプロジェクト」と銘打ち、フリーペーパーを作ろうと動き始めた。来春創刊を目指し、内容の決定、協賛企業や配布先との交渉などに奮闘中だ。31日までクラウドファンディングも行っている。

同世代の若者に信州の魅力伝えたい

発起人は、諏訪市出身の信州大繊維学部2年、海沼怜(れん)さん(19)。高校時代、諏訪地域の魅力を発信するフリーペーパーを作った経験があり、大学進学後も何かを作りたいと考えていた。
SNSで「長野県って何もない。車がないと不便。おしゃれな店もない」など、信州に否定的な若者のコメントが多いことが気になっていた。県内大学生の6割が県外へ就職する実情も知り、「魅力を知らないまま県外へ出てしまう現状を変えたい」と、同世代向けフリーペーパー作りを決意した。
ツイッターでの呼びかけに、諏訪東京理科大工学部2年の横谷大希さん(19、長野市出身)、信大理学部2年の廣村壮吾さん(19、愛知県出身)、信大繊維学部3年の関崎優輝さん(20、長野市出身)が手を挙げた。海沼さんの高校、大学の先輩で会社員の向山尚樹さん(47、諏訪市)が相談役になる。
紙名は「信州charm」(charmは魅力の意)。内容は(1)アウトドア・観光・スポーツ(2)飲食店(3)企業紹介-が柱。創刊号は、長野電鉄と沿線の観光スポット、大学生と県内企業を結ぶ「0円バス」、原村立原中学校のワイン造り-などを取り上げる。写真を多用してQRコードも活用する。企業紹介は「就活する大学生目線で取材すれば、企業側が気づかなかった良さを引き出せるはず」と、記事広告にする。
製作メンバーも募集中。海沼さんは「大学生の力で長野県の課題を解決し、変えていきましょう」と目を輝かせる。問い合わせはshinshu.charm@gmail.com