
手打ちそばなどの和食や土産物も
草菴(そうあん)中町井(せい)(松本市中央3)の姉妹店。広域農道沿いで、弁当店との2店が一つの建物に入る。本棟造りで、店内には1辺約40センチのケヤキの大黒柱もある。
コロナ禍で今年、松本市内にあった2店を閉店し、安曇野市でオープンした。「草菴温(ゆたか)」は現在ランチ営業のみ(夜は予約)で、そば、定食、丼物が味わえる。そばは全て手打ちで、茸(きのこ)そば(1430円)、味付けして蒸した鶏もも肉が載る鶏そば(同)などが楽しめる。海鮮丼(1870円)、豚カツ定食(150グラム1540円、200グラム1760円)も好評だ。日本酒、ワインなどの酒類も用意する。
「のら坊」は、おいしいテイクアウトの弁当を提供。みそ、しょうゆといった土産物に加え、アユの煮浸し、栗の渋皮煮など自家製の加工品も並べる予定だ。
座間昭光社長(68)は「コロナ禍でほとんど営業できない状況が続いたが、新しい店で料理を提供できてうれしい。ぜひ足を運んで」と話している。
午前11時半~午後2時。のら坊午前10時半~午後6時。水曜定休。草菴TEL0263・31・5470、のら坊TEL0263・31・5472