パソコン甲子園と全日本模擬国連 秀峰5年生4人が出場

パソコン甲子園に出場する的場さん(左)と模擬国連大会に出場する村木さん(中央)と三代澤さん

力合わせ上位目指す

松本秀峰中等教育学校(松本市埋橋2)の5年生(高校2年)4人(いずれも17歳)が、高校生と高専生対象の「パソコン甲子園2022」プログラミング部門本選(5、6日、福島県)と「第16回全日本高校模擬国連大会・本選」(12、13日、東京都)に出場する。
パソコン甲子園に出場するのは、的場岳斗さんと服部惇さんのチーム。533チームが出場した予選で上位36組に入り、昨年に続き本選切符を得た。
競技は、4時間の制限時間内に問題に対する解答プログラムを作り、正解した問題の合計得点で競う。2人は始業前や授業の空き時間、自主活動の時間に練習。ウェブサイトで毎週行う競技プログラミングコンテストにも挑戦し、腕を磨いてきた。
的場さんはアプリ開発者の父親の影響で、小学生の時にプログラミングを始めた。「自分が思い描いたことを実現できるプログラムにロマンを感じる」といい、「今年は対面開催なので、レベルの高い相手との対戦にわくわくする。ぜひ入賞したい」と意気込む。
2人は高校生らのプログラミング大会「第28回スーパーコンピューティングコンテスト」(8月)で3位入賞。12月の情報オリンピック2次予選にも出場予定という。

模擬国連大会には、村木裕太さんと三代澤咲さんが出場する。自分の国と関係なく割り振られた担当国の外交官になりきり、決議案をまとめるための交渉力を2人一組で競う。意見や提案は英語で、交渉は日本語だ。
今大会の議題は「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言」。2人は10月初めから担当国の経済や歴史、社会保障、どんな多国籍企業があるかなどをインターネットや資料などで情報収集。出場した265チームのうち予選通過の80チームに入った。
村木さんは「大会の参加者が少ない地方にも模擬国連を広め、会議を経験する場を増やしたい」と自身で団体をつくり、県内の高校生とオンラインで活動してきた。
「論破するのではなく、相手国の立場を尊重しつつ考えを擦り合わせ、納得のいく決議をまとめることが大切。大会への挑戦で英語力はもちろん交渉力、スピーチ力が身に付いた」
三代澤さんは「初めは反対意見を恐れて主張することが苦手だったが、できるようになった。補い合って来春、米国で開かれる国際大会出場を狙いたい」と話した。