信大YOSAKOI祭りサークル和っしょいが20周年記念公演

信州大の「YOSAKOI(よさこい)祭りサークル和(わ)っしょい」が今秋、発足20周年を迎え、27日にキッセイ文化ホール(県松本文化会館、松本市水汲)で記念公演をする。結成時のメンバーから現役の学生まで有志約190人が「20年分の感謝の気持ちを込めて」演舞する。歴代のメンバーが総出で踊るのは、今回が初めてだ。

県内の祭りなど題材に8曲

サークルは松本キャンパス(松本市旭)を拠点に活動し、全5キャンパス・8学部の1~3年生が所属。8月に3年生が引退し、現在は1、2年生約50人が活動している。
高知県の「よさこい祭り」に始まり、全国に広がった踊りイベントや各地の祭りなどに出演。振り付けや曲は「御柱祭」「信州の山々」「御神渡(おみわた)り」「真田家」など県内の祭りや自然、歴史、偉人などを題材にしたオリジナルで、衣装や大道具なども全て手作りだ。
真田家をテーマにした「真道(まことみち)」(2016年)では、手や背中を波のように大きく動かして「水攻め」を表現したり、高遠城址(じょうし・伊那市)の桜が主題の「花満(はなみち)」(22年)は、花が咲く前の期待感を黒と黄の衣装で示し、最後は一瞬でピンクに衣替えし、満開に躍る気持ちを表したり。大人数でも一糸乱れぬ、ダイナミックな踊りが持ち味だ。
記念公演は近年の4作品と、歴代メンバーへのアンケート結果を基にした、4分弱の計8曲を上演。サークル発足のきっかけとなり、毎年最大の目標にしている「にっぽんど真ん中祭り」(8月、名古屋市)の13年大会で、国内外205チームの頂点に立った、野沢温泉村の道祖神祭りを題材にした「集火(つどいび)」も披露する。
記念公演実行委員会の副委員長で、大学院2年の杉浦虎太郎さん(23)は「大学や親、地域の人たち、先輩らに、みなぎるエネルギーを伝えたい。演舞を通して和っしょいに関わる全ての人に感謝し、元気や勇気、感動を与えたい」。
8月までサークル代表を務めた人文学部3年の棚田元気さん(21)は「(コロナ下で)人とのつながりを感じづらかったが、周りの人がいるから活動できることを、後輩らに伝えたい。見に来てくれる人の中に、未来のメンバーがいればうれしい」と話す。
記念公演は午後2時開演。入場料1000円(高校生以下は無料)。チケットは = イープラス=で販売中。問い合わせはメール(wasshoi20th.anniv@gmail.com)で。