芳川小3年5組「メダカ水族館」実現へ提供呼び掛け

クラスでメダカを飼う松本市の芳川小学校3年5組(担任・田内優貴子教諭、30人)は、総合的な学習の成果として「メダカ水族館」を展示しようと取り組んでいる。しかし、ここにきてメダカが激減。児童らは「実現に向けて頑張ってきた。分けてくれる人がいたらお願いします」と呼びかけている。
メダカは松田真理校長が趣味として自宅で100匹以上を飼育、校長室でも数十匹を飼う。希望する教員に分け、家で育てて魅了された田内教諭が年度当初に子どもたちに話したところ、飼いたいということに。
児童たちは校長や田内教諭の知人から数種類のメダカをもらい、育て始めた。青い「サファイヤ」やラメ入りの「夜桜」など珍しい品種も含め、最大時で7種29匹を飼った。
数も増やそうと産卵床も置き、卵がふ化して稚魚も成長。夏休み中も当番制で餌やりをするなど、愛着を持って世話を続けた。国語でメダカの生態や飼い方を調べて発表したり、算数の計算の題材にしたりと授業にも活用してきた。
2学期に入り、子どもたちから次の目標として「うまく増えたら水族館のように展示して見てもらったり、いただいた人にもメダカを返したりしたい」と意見が出た。そこで総合的な学習の時間も使い、アイデアを出し合い、14の班に分かれて活動を始めた。
11月末の“開館”を目指して、ペットボトルなどの水槽数十個とメダカを紹介するカード、クイズやお絵描き、グッズなどのコーナーを準備。しかし、秋の気温低下などでメダカがかなり減り、展示が物足りなくなってしまうことから、再度話し合い、メダカが増え過ぎるなどして譲ってもいいという人を探そうという結論になった。
水族館実行委員の清●愛翔(まなと)君(9)は「みんなが楽しめる水族館にしたい。分けてもいいという人はぜひ連絡ください」。田内教諭は「子どもたちが主体的に動き、考えながら実践していくことが成長につながっている」といい、協力者を待っている。
同小TEL0263・58・2030
※● 瀬のオオガイが刀の下に