懐かしさ感じる風景 渡辺政雄さん絵画展

松本市の画家渡辺政雄さん(69、神林)は18~23日、ガーデン&ギャラリー風雅」(両島)で絵画展を開く。ノスタルジックな古い民家や雪山を描いた油彩と水彩の作品約40点を展示する。
中学生の頃から絵を描き始めた渡辺さんは、会社に勤めながらも続け、中信美術展など県内外のコンクールに出品した。IAC美術展長野県知事賞や一線美術会展新人賞など多数の受賞歴がある。
定年後の62歳からは集中して制作に取り組めるようになり、今年は4回目の挑戦となった、美術雑誌「一枚の繪(え)」が主催する選抜展で初めて銅賞を受賞。さらに岡谷市で来年1月に開かれる諏訪湖を題材にした展覧会の案内はがきの図案に作品「諏訪平(たいら)温泉」が採用され、二重の喜びを感じている。
「古い街角を見ると、そこから沸き立つ気配に懐かしさを覚えて描きたくなる」と渡辺さん。筆を使わずナイフに絵の具をのせて描いた作品の一つは、一見パリの街角のようだが、浅間温泉(松本市)のラーメン店が入る白い建物。本庄(同)の古い民家は、描いた後に取り壊されて今はないという。
午前10時~午後5時(最終日は3時まで)。風雅TEL0263・25・8544