【NEW!OPEN】山賊焼・元祖山賊村井(松本市村井町南3)

秘伝のたれ本店と同じ味を

ご当地グルメ、山賊焼の元祖が松本市に出店した。塩尻市の本店と同じ味が楽しめる。
社長の髙見直孝さん(49)の祖父の安次郎さんが70年ほど前、塩尻市で山賊焼というメニューを提供したのが始まりという。髙見さんは3代目で、たっぷりのニンニクを効かせた、門外不出の秘伝のたれを受け継ぐ。
たれの作り方は髙見さんしか知らない。本店で仕込んだ肉を同店で調理する。山賊焼骨付きは1150円、同骨無しは800円。鳥もつ煮も人気で大600円、小400円。
「山賊焼定食」(1500円)などもある。アルコールにもこだわり、三重県の日本酒「作(ざく)」を4種類(630~800円)扱う。ウイスキーも「山崎」が楽しめる。
村井は、髙見さんが育った所で「地元でも元祖山賊焼を味わってほしい」とオープンした。席は、コロナ対策もあり、半個室に。店長の鎌崎康弘さん(48)は「本店と変わらぬ味を楽しんでもらえればうれしい」と話している。
午前11時半~午後2時(木~日曜)、午後5~11時。水曜定休。TEL090・2253・2899