大雪渓酒造 吟醸酒の部で最優秀

関東信越の日本酒鑑評会

大雪渓酒造(池田町会染)の「大雪渓大吟醸山田錦原酒」が、第93回関東信越国税局酒類鑑評会の「吟醸酒の部」で、最上位の評価に当たる最優秀賞を受けた。鑑評会が吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒の3部制になった88回(2017年)以降、中信の酒蔵が最優秀賞に選ばれたのは、92回純米吟醸酒の部の亀田屋酒造店(松本市島立)以来2度目で、吟醸酒の部では初だ。
6月末までの1年間に茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野の6県で造られた日本酒の出来栄えを評価。193の製造場が計398点を出品(吟醸酒の部には139点)し、9、10月に審査があった。
受賞酒は、兵庫県産の酒米「山田錦」を使い、精米歩合は35%。フルーティーで上質な香りと、優雅で軽やかな味わいに仕上げた。この酒は、全国新酒鑑評会で金賞、県清酒品評会で県知事賞にも輝いた。大雪渓酒造は、今回の鑑評会の純米吟醸酒、純米酒の各部門でも優秀賞に選ばれた。
就任14年目の杜氏(とうじ)・長瀬護さん(47)は、「蔵人の正確な仕事のおかげで、当社全員の努力のたまもの。蔵のキャッチフレーズ『やっぱり旨(うま)い!』と、常にお客さんに言っていただける酒を造り続けたい」と話した。
薄井惠梨カ社長は「普通酒にも活用されている当蔵の技術力が評価されてうれしい」と喜んだ。「当蔵の消費の9割を占める県内や地元の皆さんに感謝し、受賞を機に県外や海外でも楽しんでもらえたら」と期待した。
受賞酒の取り扱いは酒販店か同社(TEL0261・62・3125)へ問い合わせを。