元プロボーダー 平出さん 塩尻にスケボーパーク

初心者を対象としたスケートボードパーク「フィールドログSBLabsk8park(エスビーラボスケートパーク)(仮)」が、塩尻市広丘野村にプレオープンした。運営するのは元プロスノーボーダーの平出和正さん(41、広丘高出)。東京オリンピックでも認知度の上がったスケボーを、塩尻でも気軽にできる場所を作りたいと、家業の倉庫に設備を造り上げた。たった1人での作業だった。
父の敏さん(70)が営み、自身も手伝う「フィールドログホーム」は、薪(まき)ストーブやログハウスの販売・施工の会社。その店舗兼倉庫の一部、約230平方メートルに、スケボーパークを造った。
初心者も練習しやすいように平面を多くし、セクション(造形物)は、曲線が弧を描く形のミニランプを、高さ40センチから90センチの3種類を配置。バンク(傾斜のある坂)やレールは可動式で、自由に組み合わせて使える。
塩尻出身の平出さん。小学2年から高校1年までは野球に、その後はスノーボードにのめり込んだ。ウインタースポーツの専門学校に通い、スノーボードハーフパイプの全日本選手権で優勝、プロとしても活躍した。
33歳で引退し、趣味として続ける程度だったが、東京オリンピックのスケボー競技を見て刺激を受けた。スノボと共通点が多く、本格的に取り組んだ。だが、塩尻市内には適した場所がなかった。そこで「自分で造っちゃえと思った」。
知人から廃材の合板をもらって敷き詰め、今年2月から1人でこつこつと作業した。トリック(技)を決めるバンクやランプも自作。「1人で合板を曲線に沿わせて曲げるのが難しかった」と、試行錯誤しながらも完成にこぎ着けた。
「やってみたいけれど敷居が高いと思っていた初心者が、気軽に体験できる場になれば。プロを目指す子が出たらうれしい」
平日午後4~7時、土日午後2~7時。利用料は1時間未満300円、1時間以上500円。詳しくは平出さんのインスタグラム=こちら=で。