清水小マーチング全国大会へ

松本市の清水小学校金管バンド部(3~6年生、41人)が、10、11日にさいたま市で開く「第50回マーチングバンド全国大会」小学生の部(小編成=出場23校)に初出場する。演奏しながら行進したり、フォーメーションを組んだりするマーチングバンドの最高峰の大会。金賞(8位以内)を目指して張り切っている。
県大会(10月)を経て出場した関東大会(11月12、13日・さいたま市)で4位になり、22校中7校に与えられる全国切符を手にした。昨年まで15年続けて跳ね返されていた壁を、ついに越えた。
演奏するのは「フラメンコ組曲~届けよう!私たちの情熱!」。曲調は熱く激しいだけでなく、しっとりと哀愁を帯びた箇所もあり、音と動きで揺れ動く人間の感情を表現する。
管楽器の高音や打楽器の早いリズムなど、高い演奏技術が求められる上、曲の解釈も難度が高いが、「子どもたちの力を信じ、あえて難しい曲を投げかけた」と顧問の扇谷沙耶香教諭(37)。上達して自信が生まれ、さらに上を目指す好循環が生まれたといい、「そうした努力の積み重ねが、大舞台への扉を開く鍵になったのかも」という。
関東大会後は「頭のてっぺんから爪先まで、1秒も休まずやりきろう」と、演奏と動きの両面で細部までこだわり、完成度を高めてきた。
部長の長谷川明泉(めい)さん(6年)は「賞のことはいったん置き、やるべきことに集中し、楽しむ気持ちで練習通り出し切りたい」。
扇谷教諭は「期待値を超えてきた子たち。雰囲気にのまれず実力を発揮できれば、結果はついてくる」と背中を押す。