菅野小児童が育てたネギで限定メニュー

松本市の菅野小学校6年3組(36人)が授業で栽培した「松本一本ねぎ」を使ったラーメンとギョーザが、同校近くの飲食店「めん処(どころ)金太郎」(神林)で10日から提供される。「地域の人たちに味わってほしい」と、児童らが同店に売り込み、限定メニューが実現した。
「あますがのラーメン」(しょうゆ、塩)と「あますがのギョーザ」。「あますがの」は児童らが考えた、ネギのブランド名だ。
松本一本ねぎの甘みを生かすため、ラーメンには火を通して使う。同店の通常のギョーザはネギを入れないが、今回はニラの代わりに加える。
ネギ栽培は、未来に伝えたい地域の魅力を調べる総合学習の一環。学校近くの畑を借り、「ねぎ部」の14人を中心に取り組んだ。同店は11月下旬、児童から買い取りの打診を受け、店主の小松則明さん(48)が「地域の子どもたちが一生懸命育てたもの。ぜひ協力したい」と快諾した。
児童らは5日にネギを収穫。6日に約15キロを同店に納めた。ねぎ部の伊藤奏太君(12)は「栽培の大変さだけでなく、商売の流れも分かり、勉強になった」。牧野朱音さん(12)は「『あますがの』の甘みとうまみを味わい、多くの人が笑顔になってくれればうれしい」。
担任の髙橋岳教諭(36)は「さまざまな縁に恵まれた。大人になって社会に出ても、地域のつながりを大切にしてほしい」と話す。
限定メニューはネギがなくなり次第終了。同店TEL58・1955(水曜休)