大町の中学生が駅舎ジオラマ展示

第一中「探研部」が制作

大町市の第一中学校の部活動「探研(たんけん)部」が作ったJR信濃大町駅舎のジオラマが3月末までの予定で、駅の改札脇に展示されている。2020、21年度に作り、本年度の部員が手直ししたもの。同校は市の中学校再編に伴って仁科台中と統合され、本年度で閉校するため、「多くの人に見てほしい」と企画した。
ジオラマは幅140センチ、奥行き35センチ、高さ30センチほどで、実物の約30分の1のスケール。山小屋風のデザインの駅舎で、特徴的な屋根の形やホームなどが精密に再現されている。
同部はプログラミングやロボット製作・競技などをしており、ジオラマは当時の部員が2年がかりで制作。本年度の部員3人は制作に直接関わっていないが、傷んでいた箇所の補修などを手がけた。
展示は、部員が顧問の教員に相談し実現。少し奥まった駅員通用口なども再現されており、小山聡駅長(57)は「本当に丁寧な作品。素晴らしい」と感心する。
部員だった兄が制作に携わったという前部長の仁科悠佳さん(3年)は「軽くもろい素材なので、斜めになった屋根、柱の部分などは苦労したのでは。先輩たちが一生懸命に作ったものを展示できてうれしい」。部長の宮澤凛果さん(2年)は「簡単そうに見えても制作は難しい。細部まで見てもらいたい」と話す。