深志高2年生 探究学習発表会

松本深志高校(松本市)の2年生による探究学習の発表会が1月26日、同校で開かれた。地域、教育、スポーツなど、それぞれが興味を持って深めた内容について互いに披露した。
生徒たちは年度初めにテーマを設定。アンケートや現地調査など方法もさまざま考案し、週1時間程度のペースで取り組んだ。
この日は、約300人が10人余りのグループに分かれ、プレゼンテーションソフトで準備した資料を用いながら、持ち時間約10分間で説明した。
鈴木萌生(めい)さん(17)は、流行曲は作れるかというテーマ。ヒット曲で使われるコード進行、それに対照的なコード進行を選び、音楽アプリで曲を作った。2曲を聴き比べるアンケートをしたり、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」でアップしたりしたところ、人気のコード進行の曲の方が反応が良かったという。
「分からないことが多かったが、自分がやりたいことができて面白かった。ギター部の活動に生かしたり、趣味で続けたりしたい」と話した。
研究は今後、生徒同士が評価した上で、教員の意見を加味し、最優秀賞を決める。