【ガンズリポート】山雅育成サポート会員制度「ラズーソ」新PV

会員増の効果に期待

松本山雅FCの選手育成組織「ユースアカデミー」を運営するNPO法人松本山雅スポーツクラブは、育成サポート会員制度「RAZUSO(ラズーソ)」の、新しいプロモーションビデオ(PV)を作った。会費をアカデミーの強化に充てるラズーソの、会員増の効果を期待する。
PVは約2分間で、育成選手の活動風景を紹介。アカデミー出身で今季トップチームでプレーする小松蓮(24)、稲福卓(20)、神田渉馬(20)、田中想来(18)の4選手も登場する。
ラズーソは2019年に始め、会費は個人1口3000円、法人1口1万円(3口から)。全県の小学生チームを対象にした大会の開催、育成選手の海外遠征、ピッチ外でのキャリアプログラム活動の資金などに充てる。
19~22年度(2月13日現在)の申し込み口数の累計は、個人3151口、法人310口。本年度は個人と法人を合わせて983口の申し込みがあり、初年度(計1291口)に次ぐ多さに。信州ダービーとなった昨年5月の県選手権決勝で、田中が決勝点を挙げたことなどが、会員増につながったという。
担当する育成部の塩川由貴さん(32)は「PVでラズーソを多くの人に知ってほしい。地域の子どもたちや、山雅の未来を担う選手を、一緒に育ててもらえたら」と入会を呼びかける。PV視聴や入会はウェブサイト=こちら=で。松本山雅事務所(TEL0263・88・5490)、喫茶山雅(TEL 0263・ 75・8050)でも受け付ける。