塩尻にクルミ自販機が登場

さまざまなグルメ食品の自動販売機が増える中、塩尻市広丘野村の住宅街にクルミの自動販売機が登場し、人目を引いている。実や、実を加工したクッキーなどが入っている。
農業の傍ら不動産賃貸業を営む三村幸一さん(55、広丘野村)が、所有する自販機に「殻付きクルミ」「クルミの塩クッキー」、若い実を使った「青クルミのハーブティー」の3品を詰めた。いずれも500円。
自販機は、5~10月は三村さんが栽培したレタスを販売しているが、冬場は商品がないため、実そのものや、殻や葉、枝などで手作りした雑貨をインターネットで販売する「くるみっくる」店主で、クルミ農家の百瀬治仁さん(51、片丘)に提供を依頼した。
「クルミの自販機は珍しいのでは。農薬や化学肥料を使わずに栽培した、安心安全な商品です」と百瀬さん。三村さんは「小腹がすいた時、クッキーはよさそう」。商品の情報などは「くるみっくる」の = インスタグラム = に。