キッチンカーでドリンク販売

キッチンカーは夢への第一歩─。松本市波田の鈴木聖望(きよみ)さん(25)は「キッチンカーKinomin(キノミン)」の営業を始め、安曇野市内などでドリンクを販売している。将来は飲食店を開きたいという。
キッチンカー用に改造された黄色の軽自動車のバンを、オークションで入手。ホットチョコレート(600円)などメニューはドリンク5、6種。チョコレートはフェアトレード(公正な価格での取引)の物を使うなど、原料にこだわる。
鈴木さんは、山梨県の大学の健康栄養学部を卒業し、管理栄養士の資格を取った。石川県で就職したが、昨年2月Uターンして松本へ。将来は、管理栄養士の知識を取り入れた飲食店を開きたいといい、多くの人に知ってもらおうと、まずはキッチンカーで営業することにした。
「初期投資があまりかからず、どこへでも出かけられる。出店した場所の名前も借りられる」と鈴木さん。3月は桜のラテを提供するといい、季節に合ったメニューを展開していく。
安曇野しゃくなげの湯(安曇野市穂高有明)などに出店する。予定や問い合わせは = インスタグラム=で。