【中村小太郎・駆け出し百姓の自然農奮闘記】#48 七味ならぬ六味唐辛子に挑戦

小太郎の自作シリーズ第3弾。みそ、しょうゆとくれば、香辛料の王様「七味唐辛子」ですね。麺物や汁物の食卓には欠かせません。善光寺参りのお土産にいただいたものを使っていたのですが、原材料の表示を見ると、陳皮と芥子の実以外は畑にあります。やってみるか。
南米のアンデスが原産地の唐辛子ですが、塩尻の広丘吉田でも元気に育っています。自然農園なかむらでは和唐辛子にハバネロ、島唐辛子を自然農法で栽培しています。ハバネロはメキシコ料理のトッピングやハバネロソースに、島唐辛子はコーレーグスという沖縄の調味料になります。こちらも手製です。他にも辛みという意味では柚子胡椒も自作しています(こちらは別の機会に)。
七味のことを書こうと調べたら、「三大七味唐辛子」というのがあるようです。浅草の浅草寺、京都の清水寺、そして善光寺です。どれもお参りの手軽なお土産だからでしょうか。浅草寺の仲見世、清水寺の三年坂、善光寺の表参道と全て良い場所で売られているようですね。
自家製といばっていますが、私たちのやることなので「なから」です。陳皮はお正月のこたつで食べた無農薬のみかんを干しといたやつで充分でしょう。芥子の実は見当たらないので諦めます。ですので、正確には六味か~。いいじゃないですか、おいしければ。