上土劇場で短編演劇 一度に3作楽しもう

松本市大手4の上土劇場は3月19日、「スーパー短編劇場ズ」を初めて開く。市内外の3団体が、各20分の短編を次々に上演。一度に3作品を楽しめる演劇イベントだ。企画が持ち上がったのは昨春。同劇場と上田市の「犀(さい)の角」、長野市の「ネオンホール」の3劇場の代表者が話し合う中で、「県内の演劇を底上げしたい」との思いを共有。ネオンホールが定期的に開いていた「短編劇場」の手法を用い、連携することにした。
県内外から出演団体を募集し、各劇場3団体の計9団体が参加。「犀の角」では昨夏、「ネオンホール」では昨秋に開催した。
上土劇場支配人の永高英雄さん(60)は「30年ぶりに来てくれる劇団もいて楽しみ」とし、「多くの人が演劇を気軽に楽しめるよう、工夫して続けたい」と話している。
出演団体と演目は次の通り。▽劇団沸騰100g(茅野市)「シェイプレス~形ないもの」▽みききしもの(松本市)「けものみち」=末次由樹さん(東京)による一人芝居▽演劇集団あけのあさ(佐久市)「かわった日。でも、いつもの日。」
開演は午後1、4時。1000円(中学生以下500円)。上土劇場TEL0263・32・0088