
上松町小川の関西電力木曽水力センター内「かんでんギャラリー」で、押し絵の作品展が開かれている。木曽郡内で活動する2グループ計8人の60点余を展示した。31日まで。
いずれも家庭にある古い着物や帯、風呂敷などを活用。えとをあしらった羽子板や、きらびやかな帯を衣装にした人形、「見ざる、聞かざる、言わざる」を表した3匹のサルなど、多彩な表現の作品が並ぶ。
木曽町福島が拠点の「こまどり会」と、大桑村の公民館で活動する「1日会」が作品を持ち寄った。共に会員は70~80代の女性で講師はおらず、月1回、互いに作り方を教え合ったり参考にしたりし、楽しみながら作っているという。合同展は初めて。
1日会の太田詔(のり)子さん(78、大桑村長野)は「明るくきれいな作品がそろった。のんびり眺めてもらえれば」と話す。
平日午前9時~午後5時(最終日は正午)。26日は開場(3時半まで)する。TEL0264・52・4681