書店サイトPR 学生のデザイン展示

「長野県」「書店」をキーワードに、専門学校未来ビジネスカレッジ(松本市渚2)の学生がデザインしたポスターやしおりの図案が、興文堂平田店(同市平田東2)で展示されている。県内の書店で立ち上げたウェブサイトをPRしようと、同店が作ったポスター、しおりの候補作の一部だ。若者が地域の書店に持つイメージが垣間見える。
サイトは「信州の本屋さん」=こちら。昨夏開設され、同店や中島書店高原通り店(塩尻市広丘高出)、やま路書店(木曽町福島)など13店が参加している。
興文堂は、独自にポスターとしおりの作成を企画。地域と連携して作りたいという打診に、同校クリエイトデザイン学科が応じた。
生徒25人が寄せた案は、本の背表紙を組み合わせて長野県の形にしたり、県のPRキャラクター・アルクマに書店の魅力をアピールさせたり…。「いろんな角度で考えてくれて、感動した」と、同店の奈良井功社長(62)。採用にならなかった作品も見てもらいたいと、12人分を展示することにし、作者がつづったコンセプトを添えた。
4月16日まで。しおりは5月から同店で配る。TEL0263・58・0323